1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた週刊スーパーマーケットニュース。ヤオコーは5 月10日、2022年3月期から2024年3月期までの第10次中期経営計画で、最終年度の経営目標を上方修正した。単体の売上高は当初目標を141億円上回る4510億円、経常利益については17億円増の218億円に修正した。一方、店舗数については3店舗減らして189店舗とした(5月6日~12日のニュースをまとめました)。
カスミ
千葉県外房地域でドミナントを形成へ
カスミは5月10日、ハヤシ(千葉県)の店舗を一部借り受け、千葉県外房地域に出店することを発表した。ハヤシは昭和46年の設立で、千葉県で11店舗を展開するスーパーマーケット企業。今後、ハヤシが不動産業に経営資源を集中させていくことから店舗を借り受け、「カスミ」の店舗として出店することにした。
また、カスミでは5月16日より、「利根町店」(茨城県利根町)を拠点とする移動スーパーの運行を開始する。おにぎりや弁当をはじめ、生鮮食品、牛乳やパンなど購買頻度の高い生活必需品約650品目を搭載し、週5日間、1日8~9ケ所を巡回して販売。移動スーパーの合計車両は43台となる。
マミーマート
国連難民支援キャンペーンで年額956万円の支援金
マミーマートはこれまで、国連の難民支援機関「UNHCR」の公式支援窓口・国連UNHCR協会に、店舗の一部スペースをキャンペーン活動の会場として無償提供してきた。昨年10月から今年3月までの6カ月間、合計13回の開催で、毎月継続の寄付プロフラム「国連難民サポーター」に323名が入会。年額約956万円の支援が集まった。5月17~23日の期間、「籠原店」で第27回目の支援キャンペーンを開催する。
ヤオコー
サントリーと協働でペットボトルの水平リサイクル
ヤオコー5月9日からサントリー食品インターナショナルと協働し、各店舗に集められた使用済みペットボトルを回収し、新たなペットボトルに再生する「ボトルからボトル」への水平リサイクルを開始した。回収した使用済みペットボトルのうち、ヤオコーエコセンターに集められるペットボトルの半数以上をサントリー食品インターナショナルの飲料用ペットボトル容器として再生使用していく。
いなげや
移動スーパー「とくし丸」の16号車開業
いなげやは6月1日より、埼玉県所沢市・入間市で移動スーパーの「とくし丸」を開業する。「所沢狭山ヶ丘店」が拠点の16号車で、埼玉県では2台目。販売委託契約を結んだ個人事業主が、小型の特装車両に約300品目1,000点を積み込み、巡回して販売する。1号車は、東京都小平市内の店舗を拠点とし、直営方式で2017年10月に運行を開始した。
オーケー
食と文化を楽しめる「アルゼンチンフェア」を開催
オーケーは恒例の「アルゼンチンフェア」を、5月19~29日の期間、20店舗で開催する。蜂蜜、デザート、天日湖塩、赤えび、オリーブオイル、グリーン・マテ茶、ワインなどを販売。また、期間中に対象商品を2品以上購入で「アルゼンチンのワインと食品 詰め合せBOX」が抽選で当たるキャンペーンを実施。20日には「みなとみらい店」でタンゴショーも開催する。
ツルヤ
「お魚フェスティバル」で6大調理法を伝授
ツルヤは5月6日から「新鮮!お魚フェスティバル」を開催する。魚をもっとおいしく、手軽に食べてもらうためのキャンペーン企画で、「生食(刺身)」「焼き」「炒め」「煮る」「揚げ」「蒸す」の6大調理法のレシピを紹介。売場の「お魚アドバイザー」が、旬の魚・今日おすすめの魚、おすすめのレシピ、刺身・切身の調理方法などについて伝授していく。
バローホールディングス
「ルビットタウン刈谷店」をオープン
バローホールディングスは5月13日、グループのバローマックスが手掛ける「ルビットタウン刈谷」に出店する。生鮮部門は、肉、魚、青果とも専門店を目指し、「旬」「鮮度」「価値」にこだわった。ベーク・デリは、「出来立て」「おいしさ」にこだわり、名物となる商品を提供。店舗全体でグループの調達、製造、加工機能を活かした商品を多数取り揃えていく。EDLP政策を採用する。
- 所在地・・・・・愛知県刈谷市高倉町2-601
- 敷地面積・・・2,337坪
- 売場面積・・・723坪(SM売場)
- 営業時間・・・10時~20時
- 従業員数・・・社員15名、パートタイマーなど134名
関西スーパーマーケット
移動スーパー「とくし丸」の22号車開業
関西スーパーマーケットは5月11日、八多店(神戸市)で移動スーパー「とくし丸」の22号車を開業した。1号車の運行開始は、2017年1月の中央店(兵庫県伊丹市)。高齢者など店舗に足を運びにくくなった顧客の自宅周辺や老人ホームなどを含め、約400品目を搭載して3コースを毎週1~2回ずつ巡回して訪問・販売する。