主要ホームセンターの2022年1月の業績は、前年からの反動でマイナスとなったところが続いた。既存店ベースで、客数が大きく落ち込んだところを、客単価でカバーしている。
コメリによると、プロのニーズや住まいの環境改善ニーズの高まりは継続しており、資材・建材、園芸・農業用品の販売は堅調に推移している。また、気温低下と降雪の影響もあり、暖房用品、防寒用品、除雪用品の販売が上向いたが、昨年大雪が発生したことによる販売実績には届かなかった。
また、コーナン商事によると、PRO需要は堅調に推移し、そのうち法改正による安全ベルトや、ウッドショックによる合板・粗材、充填材などが好調だった。
今年2月は、日本海側で記録的な大雪が続いており、その影響がどのように出るのか注目される。
主なホームセンターの1月既存店売上高前年同月比は以下の通り。
主要HC1月の既存店売上高前年同月比 単位:%
既存店売上高 | 2022年 | 2021年 |
コメリグループ計 | ▲ 1.6 | 16.5 |
PW | ▲ 1.8 | 18.4 |
PRO | 14.5 | - |
H&G | ▲ 1.6 | 16.8 |
DCM | ▲ 3.1 | 17.5 |
コーナン商事 | ▲ 2.3 | 15.8 |
ジョイフル本田 | ▲ 2.4 | ▲ 1.4 |
ナフコ | ▲ 4.0 | 11.6 |
アークランドサカモト | ▲ 8.0 | 16.7 |
前々年同月比 | 7.4 | - |
ビバホーム | ▲ 4.8 | 9.7 |
前々年同月比 | 4.3 | - |
ケーヨー | ▲ 6.6 | 11.7 |
ハンズマン | ▲ 9.4 | 12.6 |
前々年同月比 | 2.0 | - |
アレンザホールディングス | ▲ 0.8 | 15.3 |
内HC事業 | ▲ 0.4 | 14.6 |
ジュンテンドー(HC店舗) | ▲ 4.5 | 19.2 |
イオン九州(HC店舗) | ▲ 0.7 | 18.0 |