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ヨーロッパ小売業の“教科書”が教える 戦略設計の6つの軸

前回は小売業としての提供価値を設計し差別化するための方程式を紹介した。今回は、この提供価値も含めて、戦略の組み立て方を説明したい。

ヨーロッパ小売業の教科書では戦略から店頭までの一貫性を持つことで、マーケティング活動の生産性を高めることが目的だ(写真はイメージ、iStockよりmetamorworks)

 戦略設計は次の6つの軸で成り立っている。

  1. ターゲットとするショッパー
  2. ターゲットショッパーからのビジネス機会
  3. 競合
  4. 競合との差別化
  5. ショッパーに対する優先カテゴリー
  6. 経営資源配分

 である。

 この6つの軸は

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