トレンドや消費ニーズを押さえたさまざまなジャンルの商品を、100円を中心としたリーズナブルな価格で提供し大きな支持を集めている大創産業。実際に消費者は「ダイソー」をどのように活用し、評価しているのか。購買行動の分析などを手掛けるmitoriz(ミトリズ:東京都/木名瀬 博社長)の協力のもと、全国の消費者を対象に調査を実施した。
直近1年間で96%がダイソーを利用
mitorizは、全国100万人以上のアクティブユーザーからレシート画像とアンケート回答を収集する購買証明付き購買理由データベース「マルチプルID-POS購買理由データPoint of Buy(ポイント・オブ・バイ:以下、POB)」を保有し、消費者の購買行動やその背景などを分析している。
本特集に際して同社協力のもと、2022年11月15~16日、ダイソーの利用動向について、全国のPOBの会員3011人にインターネットアンケート調査を実施した。回答者の平均年齢は48.6歳で、女性が61.1%を占めている。
直近1年間でダイソーを利用した人は96.1%に上った(図表❶)。「1 カ月に1回以上」利用する人が57.7%と過半数を占め、「3 カ月に1回以上」では84.7%。買い物1回あたりの購入金額は「1000円未満」が90.7%を占めた(図表❷)。
僅差で「品揃えが豊富」(65.6%)も多く挙げられている。「便利な商品が豊富で、日常生活に欠かせないものも揃っている」「細かなニーズに合わせた商品が多い」など、幅広いカテゴリーを網羅し、ニッチなニーズを満たす商品まで取り扱う豊富な品揃えが高く評価されている。
これらに次いで多く寄せられたのは
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