成城石井(神奈川県/原昭彦社長)は今年4月、大阪市内に新業態の「成城石井BAKERY(ベーカリー)」をオープンした。同店では成城石井の商品の中でも最も人気の高いパン、および焼き菓子を専門に取り扱い、高質な原材料にこだわりつつも「値打ち感」のある商品を展開する。
大阪・京橋に第1号店を出店
大阪市内でも有数の飲食店街として知られる京橋に4月20日、成城石井の新業態のパン専門店「成城石井ベーカリー」がオープンした。上階には、同じく成城石井がプロデュースするワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO(ル バーラヴァン サンカン ドゥ アザブ トウキョウ:以下、Le Bar a Vin52)」が関西初出店している。
成城石井においてベーカリー・パン部門は売上高構成比が高く、2022年に同社が実施した「成城石井で魅力を感じる商品」を問うた調査では、回答者の61.8%が「パン・ベーカリー」(n=600、複数回答可)と答えた。
成城石井のパンは、セントラルキッチンのほか、インストアベーカリー機能を持つ複数の店舗で焼成した商品を各店舗に配送する体制をとってきた。執行役員・コーポレートコミュニケーション室室長の五十嵐隆氏は「焼き立てのパンを提供できる専門店をつくりたいという構想は以前からあった」と話す。
約13坪の成城石井ベーカリーには、
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