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ダイソーが重視する東京都新への出店、小型路面店、人形町駅店の売場づくりとは

ダイソー大

大創産業の出店戦略において重点エリアの1つとなっているのが、東京都心部である。商業施設や食品スーパー内などに加え、単独での路面店出店も積極的に進めている。賃料の高騰に加え、出店用地が限られるなかで増えているのが、100坪以下の小型店だ。そうした店舗の1つ、「DAISO人形町駅店」(東京都中央区:以下、人形町駅店)の売場をみていこう。

オフィスと家庭双方の需要を取り込む

 人形町駅店がオープンしたのは2021年8月。東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線が乗り入れる「人形町」駅を出てすぐ、人形町交差点の角地という好立地に位置する。

DAISO 人形町駅店 店舗概要

●所在地: 東京都中央区日本橋人形町3-7-13
●アクセス: 東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線「人形町」駅からすぐ
●営業時間: 9:00~21:00
●売場面積: 約55坪

 2フロア構成で、売場面積は約55坪。大創産業の中では小型店の位置づけだ。店舗が位置する日本橋人形町は、オフィスビルや飲食店が立ち並ぶほか、近年はマンションの開発も増えており、昼夜ともに人口が密集しているエリア。こうした商圏特性を踏まえ、人形町駅店ではオフィスワーカー向けの事務用品や文具を豊富に揃えつつ、キッチン・掃除用品をはじめとした生活雑貨の品揃えも充実させている。

 フロアごとに売場を見ていくと、1階ではレジ、食品、化粧品、衛生用品、季節商材などを配置する。通りに面した売場最前部のゴンドラでは取材時、クリスマス関連のグッズを集積しており、プレゼント用の紙袋や包装材、クリスマスカード、サンタの帽子などを販売、季節感を演出していた。

通りに面した箇所には季節商品を展開。取材時はクリスマスグッズが集積されていた

 レジ

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