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パルコ、シェアオフィス事業に参入、今秋開業の心斎橋パルコに第1号

大丸心斎橋
J.フロントリテイリング傘下のパルコは、シェアオフィス第1号を2020年秋に開業予定の「心斎橋PARCO(パルコ)」4階部分にオープンさせる。

 J.フロントリテイリング傘下のパルコは、シェアオフィス事業に参入する。2020年秋に開業予定の「心斎橋PARCO(パルコ)」(仮称、大阪市)にシェアオフィスの第1号をオープンする。

 シェアオフィスのブランド名は「SkiiMa(スキーマ)」。心斎橋パルコの4階部分にオープンし、全体の面積は約374平方メートル。自席が決まっていないフリーアドレスのエリア、固定デスク、個室などのプランを設け、会議室の一時利用も可能にする。料金は、フリーアドレスプランが月額2万5000円(税・初期費用別)、固定デスク(1人用)プランが4万円から、個室(2〜4人用)プランが10万円からとなっている。

 東京の中目黒や表参道などでシェアオフィス「みどり荘」を運営するMIRAI-INSUTITUTE(ミライインスティテュート、東京都千代田区)が運営パートナーとなり、創造性が刺激される内装デザインとする予定。ギャラリーを併設し、アートイベントやワークショップなども開催する。

 J.フロントリテイリングは「大丸心斎橋店本館」を建て替えて、19年9月に開業。その後、隣接する北館の改装を進めており、パルコが核テナントとして地下2階から地上7階に出店する。パルコの賃貸面積は2万2000平方メートルとなる。