[東京 26日 ロイター] – 富士通は26日、2022年度までの中期経営計画を発表した。AIなどを活用して新たな価値を生み出すデジタルトランスフォーメーション(DX)事業を強化する。
DXを含むテクノロジーソリューション分野の売上高は19年度計画の3兆1500億円を22年度には3兆5000億円に高める。同分野の営業利益率は10%を目指す(2019年度計画は4.6%)。
今後5年間で、5000億円の投資を実施。最先端技術への重点投資のほか、DX事業の成長を支える技術などの強化、新規事業創出に向けたベンチャー企業への投資などとしている。
DXの新会社を2020年1月に設立し、コンサルタントを当初の500人から22年度には2000人に拡大する。
(平田紀之)