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オススメの一冊、『不況に強いビジネスは北海道の「小売」に学べ』

『不況に強いビジネスは北海道の「小売」に学べ』
『不況に強いビジネスは北海道の「小売」に学べ』
白鳥和生=著 プレジデント社刊/1600円(本体価格)

 ドラッグストアのツルハホールディングス(HD)、家具・インテリアを取り扱うニトリHD、ホームセンターのDCM HD。これらの企業の共通点は、北海道を源流とする小売企業だということだ。物流効率も悪く人口も少ない北海道で、なぜこれらの企業は店舗を全国展開できるまでに成長することができたのか。

 本書は、そんな北海道発の小売企業の経営戦略をまとめた1冊だ。本書は6章構成となっている。北海道企業の地域密着の手法や物流戦略、商品開発、デジタル戦略、経営者の考え方などを詳細に解説している。

 第3章「ノーザンリテーラーはデジタル上手」では、各社のデジタル戦略について記述している。たとえば、ニトリHDは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるうえで内製化を進めている。22年6月には新会社「ニトリデジタルベース」を設立し、顧客体験の向上を推進。また、最新技術の導入にも積極的で、21年5月にはVR(仮想現実)を活用した「ニトリバーチャルショールーム」を導入した。バーチャルショールーム内を移動し、商品の詳細を確認したりECに移って購入したりすることもできる。

 コロナ禍や大幅な値上げなど、小売業界は苦境に立たされている。こうした困難を乗り越えるため、厳しい経営環境で成長してきた北海道企業の戦略を参考にしてはいかがだろうか。

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