[東京 2日 ロイター] – ファーストリテイリングは2日、2030年度までに商品に使用する素材の約50%をリサイクル素材へ切り替えると発表した。
東レとリサイクル素材開発専用の研究施設を来年開設するほか、レーヨンやナイロンなどの化学繊維でも、段階的にリサイクル素材を導入する。
同社は今年の秋冬商品までに、使用するポリエステルの約15%を回収ペットボトルから再生した素材へ切り替えている。
同時に衣料リサイクルの推進に向けて、異業種との協業も進める。これまでに、再生衣料を自動車の座席に用いるクッションや、断熱材などの建築資材に転用する試みを行っているという。