ダイヤモンド・チェーンストア11月15日号の特集は、
「『1店まとめ買い時代』を制する仕組みと取り組み ディスカウンティング!」をお届けします。
コロナ禍で食品小売業は“特需”に沸いたものの、足元では景況感の悪化から、消費者の節約志向はより強まっていくことが予想されます。また、コロナ時代の消費行動の変化として、感染リスクを避けて複数の店舗を買い回らず、1店舗でまとめて商品を購入する傾向も見られるようになっています。こうしたなか、消費者から「高い」というイメージを持たれてしまうと客離れにつながる恐れがあり、“コロナ特需”もつかの間、結果として大きく売上を落とすことになりかねません。
そこで、有力企業の価格戦略とそれを下支えするローコスト運営の取り組みについて解説し、「1店まとめ買い時代」を勝ち抜くためのヒントを提示する、というのが本特集の趣旨。国内有力小売業のディスカウンティング戦略について徹底取材したほか、米国、欧州のディスカウンターの動きについても詳しく取り上げています。
このほか、「The Interview」には、イオン九州(福岡県)の柴田祐司社長が登場。今年9月、イオン(千葉県)の「スーパーマーケット改革」の一環でマックスバリュ九州、イオンストア九州を吸収合併し、新たなスタートを切ったイオン九州の今後の経営戦略について語ってもらいました。
また、不定期連載「ローカルスーパーレポート」では、京都府内で食品スーパーを展開するコスモコーポレーションを紹介。不遇の時代を経て、今では17期連続の増収を遂げるなど成長基調にある同社の秘策を追いました。
このほか、「新店戦略レポート」では、マックスバリュ関東(東京都)が千葉県千葉市内にオープンした「マックスバリュおゆみ野店」を徹底取材。「買物体験型スーパーマーケット」を掲げ、年商40億円をめざすという、同社の戦略的旗艦店の全貌に迫りました。
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