チェーンストアエイジ10月1日号の特集は、前号(9月15日号)の小売業の1000社ランキングに続いて、「日本の中間流通1000社ランキング」をお届けします。
ランキングでは、食品、医薬品、日用品、衣料・繊維のほか、家電、書籍・AVソフト、文具・事務、スポーツ用品、服飾品、玩具、家具・インテリアなど11業種の売上高ランキングをまとめました。
食品卸業界ではこれまで、主要取引先である大手小売業の巨大化・広域化に対応するために、再編を通じて大手の巨大化が進んできました。2011年には、総合商社の三菱商事や伊藤忠商事が系列卸を経営統合。その結果、この傾向がいちだんと加速しました。ランキングは、こうした流通業界の底流にある構造変化を映し出す結果となりました。
特集以外では、西友のスティーブ・デイカスCEO(最高経営責任者)のインタビュー記事も読みどころです。また企業レポートでは、関西を地盤とする食品スーパーの阪食、そして仮想商店街「楽天市場」を運営する楽天が新たに立ち上げた直営ネットスーパー、楽天マートを取り上げています。
ぜひ、ご一読くださいませ。