ダイヤモンド・チェーンストア9月1日号の特集は、「低価格策の先にあるもの 五感訴求売場」をお届けします。
小売店舗には、店内放送、内装デザイン、POP、出来立て総菜の匂い、試食販売など、人間の五感に訴える要素が溢れています。
この五感に注目した売場づくりや商品づくりが静かに注目を集めています。米国では、「感覚マーケティング」(Sensory Marketing)という名称で、人間の五感に訴えかけ、判断、行動に影響を与えるマーケティング手法の研究が進んでいるほどです。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感に訴える売場づくりに力を入れている小売業はまだ多くはありません。しかし、店舗の同質化と価格競争を脱する特効薬になるかもしれません。
特集では、学識者の解説を交えながら、ホームセンターのハンズマン(宮崎県)、食品スーパーのハローデイ(福岡県)、アクシアルリテイリング(新潟県)、サミット(東京都)の取り組みをレポートしました。
このほか今号は、食品スーパーを中心にドラッグストアやホームセンターを展開するバローホールディングスの田代正美社長へのインタビュー、新たな店づくりに取り組み始めた丸井グループの企業レポートも読みどころです。
ぜひ、ご一読ください。