今度は、ゴルフだ。
ユニクロ(山口県/柳井正社長)は、オーストラリア出身のプロゴルファー、アダム・スコット(33)選手と複数年の「グローバル ブランド アンバサダー」契約を結んだ。
同社は過去にテニスにおいて、プロ車いすプレイヤーの国枝慎吾選手、「エアケイ」でおなじみの錦織圭選手、ATP(Association of Tennis Professionals)ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手とスポンサーシップ契約を交わしているが、プロゴルファーとは初となる。
昨日から米国ジョージア州オーガスタで開催中のマスターズ・ゴルフ・トーナメントからユニクロのウエアを着用して出場している。
またユニクロブランドの伝道者として4月中旬から開始予定のポロシャツキャンペーンにも登場するという。
アダム・スコット選手は2013年3月現在、世界ランキング7位の実力者。2002年のマスターズに初出場で9位入賞を果たすと、2006年10月には「PGAツアー選手権」でツアー初優勝。現在までにPGAツアー8勝、欧州PGAツアー6勝、通算14勝を挙げている。
2005年にはアダム・スコット基金(Adam Scott Foundation)を設立し、子供、青少年の教育などへの寄付活動を行っている。
アダム・スコット選手着用モデルの販売は未定とみられるが、ユニクロは、これを足掛かりに、ゴルフウエア市場にも本格参入を果たすと見込まれる。
ユニクロのスポーツ市場進出は、さらにさらにスピードアップするものとみられる。