10月10日のBLOGでは、「21歳じゃなくても…」というタイトルで米国のSPA(製造小売業)の「FOEVER21」について書いた。
http://diamond-rm.net/articles/-/6967
人間は年齢に応じて皆美しいのだから、「FOEVER21」がターゲットに定める「永遠に21歳のスピリット」を持つこと自体に違和感を抱く、という内容だ。
ところが昨日のBLOGで紹介したジーユー(東京都/柚木治社長)の商品政策にも似たようなところがあったので紹介したい。
実は、ジーユーの商品政策の要も20代に支持される商品やブランドづくりなのだという。
「今の時代は20代に支持される服を、年齢に関係なく、主婦をはじめとする多くの方々が購入する」と柚木社長は力を込める。
しかも、この考えは、直感的なものではなく、十分、仮説検証を繰り返す中で辿りついたことなのだという。
柚木社長は「これが結論ではない。あくまでも現時点での話」と言うけれども、今日の商売的には20代をターゲットにすることが、すなわち、売れるということになる。
そう、「21歳じゃなければ…」ダメなのである。