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腰痛でイタタタタ

 腰痛である。先週の木曜日から兆候はあった。

 腰が何となく痛いな、重いなと感じていたところ、金曜日になって悪化したような気がしていた。腰痛の85%が原因不明というから、なぜ痛いのかについては思い当たる節はない。

 

 そこで、気のせいと自己暗示をかけながら、土曜日早朝のテニススクールに行き、我慢してボールを打つと、やっぱりイタタタタ。何とかボールに当てることはできるのだが怖くてラケットを目いっぱい振れない。走ることができないので遠いボールは拾えない。しゃがむこともできないから、打ち終えたボールを片づけることさえままならない。

 

 こんな状態で練習を続けても仕方がないので90分の受講時間のうち30分だけを受けて切り上げ、いつもの接骨院に直行した。

 

 診断の結果、ヘルニアでもぎっくり腰でもなかったのは幸い。しかしながら、帰宅後は無理がたたってまったく動けない状態になってしまった。

 

 急きょ、午後からの予定をキャンセルして1日中、家での安静を決めた。

 腰は、《にくづき》に《要》と書くように、文字通り、人間の身体の中心である。

 痛風などの痛みを克服してきた経験はあるけれども、そんな痛み以上に動けないことでたまるストレスが煩わしい。

 

 結局、この週末は、どこにも出かけることができず、ベッドとソファを行き来するだけの退屈なものとなってしまった。

 

 年を重ねるにつれて、ホントに身体にガタが来ていることを痛感する。3年前には膝を壊し、今度は腰。ドラッグストアに費やす金額も倍々ゲームで増えている。

 

 そう言えば、昨日は3月18日に背筋を痛め1イニングで降板した楽天の田中将大投手が驚異の復帰で周囲を安心させた。

 だが、私には、もう驚異の時代は訪れないに違いない。

 セルフメディケーションを心掛け、入念にストレッチに取り組みながら、あまり無理はしない、というように方向転換する年齢であることを思い知らされる。