実は、今年の元日を境にして、節酒を続けており、1月17日現在、15勝2敗と実に2日しか飲んでいない。
自慢できるようなものではないのだが、2011年の「休肝日」は、二日酔いだった日を含めて、わずか10日だったので、すでに1月中旬までで去年の日数をこなしたことになる。
とくに理由があるわけではないが、昨年末の飲み過ぎが大きな動機になっている。
いまのところ、減量などの効果ははっきりと表れているわけではないけれども、久しぶりに体重計に乗ってみれば、体内年齢34歳と出た。きっと、コレステロール値、γ-GTP値、血糖値、尿酸値も下がっているんだろうな。
テニススクールに行けば、身体は軽い。どんなボールにも一歩分は早く追いつけているようで、無駄に長時間練習するよりも、節酒の方がよほど効率のよい練習であることが証明されている。
問題は継続性だ。
振り返れば、一昨年のこと――。
キリンビール(東京都)の松沢幸一社長をインタビューしたのを契機に「キリンフリー」のファンとなり、節酒したことがあった。しかしながら結果は、今回のように身体が軽くなったという実感も得ぬままにわずか2か月で終了してしまった。
飲み癖がつくとまたやめられなくなってしまうから、2日連続で飲むことだけは避けながら、健全な節酒ライフを楽しみたい。