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ブームとは移ろいやすいものだから

 バブル時代は、「財テクをしないものは企業にあらず」というような雰囲気があった。

 多くの企業は、不動産を買いあさり、株式に投資をして、営業利益額を上回る営業外利益を計上して、この世の春を謳歌したものだ。

 ところが、バブルがはじけて、生き残ったのは、財テク慎重派の企業ばかり。「企業にあらず」という誹謗中傷を受けた企業が生き残った。

 

 その時は、常識と思われたことが、10数年の歳月を経て、非常識だったと証明される。

 とかく、ブームとは、移ろいやすいものであることを思い知らされる。

 

 プライベートブランド、都市型小スーパー、ネットスーパー、手書きPOP、プロセスセンター…。最近の食品スーパー業界のトレンドを思いつくままに列記してみた。

 それがブームなのか構造変革なのか、絶えずチェックしたいところだ。