会社でも家庭でも街中でも、小腹が空くという場面は結構あるものだ。
定食や立ち食いそば、カツ丼、カップラーメン、サンドイッチといったちゃんとした食事では多すぎるけれども、何か食べたい。
そんな時に何を食べるか?
即座に思い浮かぶのは、『カロリーメイト』(大塚製薬)、『SOYJOY』(大塚製薬)、『蒟蒻畑』(マンナンライフ)、『焙煎沖縄黒糖飴』(カンロ)…など。でも「帯に短し」でちょっと違う。
身体が欲しているのは、温かいものなのだろうか?
たこ焼き4個とか回転すし2皿とか、肉まん1個とか…。
本心を言えば、自分で自分のことが分からない。ただ小腹が空いているだけだ。
そんなお客を対象にしたプレゼンテーションというのはあるんじゃないかと思う。
もちろん、どの店舗でも、単品としては、いま挙げたすべての商品は何らかの形で品揃えされているのだけれども、お客にとっては「ワンオブゼム」(one of them)であり、いまの欲求にマッチするのがどの商品であるのかに気付かない。
「ちょっとオナカが空いた時にどうぞ」といった商品の括り(=新カテゴリー)とプレゼンテーションがあったら面白いと思うのだが、いかがなものだろうか?