明日朝は、パソコンを触れる環境にありませんので、24日分のBLOGをアップいたします。
近所のセブン‐イレブンに続けざまに行った。商品が相当絞り込まれており、選択肢が限定されてしまうのでコンビニエンスストア(CVS)に行くことは、あまりないのだが、必要に駆られてこの2カ月の間に6回ほど買物に訪れた。
入店するとPB(プライベートブランド)の多さが目につく。
しかも安い。「炭酸水」(500ml)は88円。「ポテトサラダ」(120g)118円、「極小粒納豆」(45g×3個パック)78円、冷凍食品の「エビピラフ」(170g)は100円…とまさにEDLP(エブリデー・ロー・プライス)。「CVSが相対的に高額である」、という固定観念の払拭に努めている様子がうかがえた。
それでもCVSは、やはり食品スーパーとの比較では、ナショナルブランドを中心に高額であることは否めない事実である。
精算しようとレジに向かい、商品スキャンを待っていると、カウンターの向こうから「あと30円、商品を購入するとくじをもう1枚引けるのでぜひ何かをご購入ください」の声――。訳の分からないままに、おにぎりを1個追加すると、「会計が1470円だから、くじを2枚引いてください」と言う。くじ箱に右手を突っ込み、カードを2枚取り出すと、1枚が当たっており、その場で100円相当のアイスクリームをもらった。
これが2011年10月17日から11月18日まで実施していた「セブン‐イレブン×ワンピース キャンペーン」と知ったのは帰宅後、ネットで調べてからのことだ。
また、一昨日、セブン‐イレブンに寄って買物をすると、同じように「1枚くじを引いてください」とのこと――。今度は、紙パック入りの飲料(100円相当)が当たった。11月19日から28日までは「セブン‐イレブンフェア 映画 怪物くん」が開催中であり、その一環なのだという。
さらに本日11月24日から28日までの5日間は、350円以上のおにぎり、寿司、弁当、御飯、チルド弁当、予約弁当、セブンミールサービス(店頭渡し、宅配)、店内調理弁当(一部店舗)を購入すると50円引きのキャンペーンを実施する。
このように高い頻度で実施されるフェアや割引価格を、うれしいサービスと受け止めている老若男女は少なくないのではないだろうか?
さて、このBLOGでは、新しい価格政策としてマッディング・ウォーター(muddying the water)作戦を紹介している。
http://diamond-rm.net/articles/-/3662
http://diamond-rm.net/articles/-/4085
もちろん、セブン‐イレブンは、マッディング・ウォーターなどという言葉は使っていない。
けれども、こうした一連の販売促進政策こそ、セブン‐イレブンのマッディング・ウォーター作戦なのだと踏んでいる。