「ゆるやかな連帯」を標榜したあるグループも今は昔――。
いまや本部の締め付けは相当きついものになっているように見える。
これまでは、各地域会社が競うような格好で新しいものを創造してきていたが、いまや、本部の意にそわない地域会社の社長は、たとえ数字を伸ばしていようとも、人事異動で飛ばしてしまう。
地域会社の社長は、本部の意向ばかりを気にする“傀儡”ばかりが揃い、力で企業を統治しようとする高圧的な人間が多くなっている気がするのは私だけか?
それを“選択と集中”と言いきってしまうのは簡単なことだが、そこで働く従業員の立場に立てばたまったものではない。