メニュー

レジャー・旅行関連株の一角が上昇継続、ワクチン接種「後退しない」

星野リゾートが運営する都内の宿泊施設で除菌作業にあたる従業員
31日の株式市場で、エアトリやKNT─CTホールディングス、ラウンドワンといったレジャー・旅行関連株の一角が引き続き上昇している。写真は、星野リゾートが運営する都内の宿泊施設で除菌作業にあたる従業員。2020年4月23日に撮影。(2021年 ロイター/Akira Tomoshige)

[東京 31日 ロイター] – 31日の株式市場で、エアトリやKNT─CTホールディングス、ラウンドワンといったレジャー・旅行関連株の一角が引き続き上昇。新型コロナウイルスワクチンの国内接種の進展を見越して経済正常化を先取りする動きが継続している。

これらの銘柄は緊急事態宣言の織り込みが進んだ4月後半から上昇基調となっており、市場では「基本的にワクチン接種は前進こそすれ、後退はしない」(国内証券)と、堅調地合継続への期待感が聞かれる。

コロナ前の株価水準を回復した銘柄もある。「経済正常化に向けて先行する米国の類似業種の株価動向と比べても違和感はない」(別の国内証券)と、引き続き上昇余地があると指摘する声がある一方、「事業の内外比重などに応じた個別物色が強まりそう」(さらに別の国内証券)といった見方もある。