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【外食売上高】9月は3.0%増、休日多く客数が前年上回る

 日本フードサービス協会が発表した9月の外食売上高は、前年同月比3.0%増だった。9月は2度の台風上陸や北海道での地震があったものの、土日祝日が前年より2日多く客数が0.2%増となり、売上高は25ヵ月連続で前年実績を上回った。価格改定や季節メニューの訴求効果で客単価は2.7%上昇した。

 

 主な業態別では、ファーストフードが4.1%増、ファミリーレストランが2.8%増、ディナーレストランが2.7%増だったが、パブ/居酒屋(3.0%減)と喫茶(2.0%減)は前年実績を下回った。

 

 大手外食チェーンの9月の既存店売上高は、日本マクドナルドが季節メニュー「月見バーガー」シリーズの好調で8.4%増、牛丼の「すき家」が6.9%増で4ヵ月連続のプラス、すかいらーくグループが2.2%増で2ヵ月連続のプラス、居酒屋の鳥貴族が13.1%減で9ヵ月連続のマイナス、ドトールコーヒーが5.4%減で9ヵ月連続のマイナスだった。