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【全国スーパー】9月の既存店は1.9%増収、食料品の好調続く

 日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟58社)の9月の売上高は1兆368億円で、既存店ベースでは前年同月比1.9%増だった。食料品の好調が続き、4ヵ月連続で前年実績を上回った。

 猛暑や自然災害で相場の高騰が続いた農産品が5.3%増となったほか、総菜も3.5%増と売れ行きがよく、食料品全体では2.8%増となった。住関品も0.8%増とプラスだった。猛暑でエアコンが売れたほか、日用雑貨品や医薬・化粧品も堅調だった。衣料品は5.6%減だった。

 主な企業別の既存店売上高は、イオンリテールが1.5%増で2ヵ月ぶりのプラス、イトーヨーカ堂が2.8%増で3月ぶりのプラス、ユニーが1.8%増で3ヵ月連続のプラス、イズミが2.2%増で2ヵ月連続のプラスだった。