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【ヤフー】スマホ決済「PayPay」を今秋開始、ソフトバンクと合弁

 ヤフーとソフトバンクの合弁会社であるPayPay(東京都千代田区)は、バーコードを使ったスマートフォン(スマホ)決済サービスを今秋から始める。

 利用可能店舗は後日発表するが、約4000万口座の「Yahoo!ウォレット」やソフトバンクの携帯電話契約者などの顧客基盤を生かし、全国チェーンから小規模店舗まで幅広く利用できるようにする。「PayPay」の提供開始に伴い、「Yahoo!ウォレット」のスマホ決済機能は提供を終了する予定。

 「PayPay」は専用アプリまたは「Yahoo! JAPAN」アプリから利用する。店舗側が提示したQRコードをユーザーがアプリで読み取るユーザー読み取り方式と、ユーザーが提示したバーコードやQRコードを店舗のレジで読み取る店舗読み取り方式の2通りがある。店舗側が負担する決済手数料は、サービス開始から3年間は無料とする。

 経済産業省によると日本のキャッシュレス決済比率は20%にとどまるが、政府は2025年までに40%に引き上げることを目指している。