メニュー

ユーロ圏GDP、0.4%増=ドイツがプラス転換―7~9月期

(i-stock/fotomy)

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)統計局が30日発表した7~9月期のユーロ圏実質GDP(域内総生産)速報値は、季節調整済みで前期比0.4%増となった。ロイター通信がまとめた市場予想の0.2%増を上回った。EU全体では0.3%増だった。

 ドイツが0.2%増と、前期の0.3%減(0.1%減から下方改定)からプラスに転じた。他の主要国では、フランスが0.4%増、イタリアが横ばい、スペインが0.8%増。

  アイルランド(2.0%増)とリトアニア(1.1%増)の伸びが大きかった一方、ハンガリー(0.7%減)、ラトビア(0.4%減)、スウェーデン(0.1%減)はマイナス成長が続いた。