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アオキスーパー 本決算は利益が大幅アップ

アオキスーパーのロゴ
(アオキスーパー ニュースリリースより)

 4月12日にアオキスーパー(愛知県)が発表した2024年2月期決算(非連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、営業収益が前期比3.7%減の878億7,700万円となったものの、営業利益が291.8%増の19億9,200万円、経常利益が252.5%増の20億7,100万円、当期純利益は前期の赤字から15億4,000万円の黒字に転換した。

 2023年度の新規出店は2店舗。新たな取り組みとして、水産部門とデリカ部門の連携を強め、鮮度感のある惣菜売場の展開を始めたほか、太陽光発電設置によるCO2削減などを推進。また、全店での販売促進にも積極的に取り組み、四半期に一度の大感謝祭、週に一度のセールや日曜朝市、月に一度の「魚の日・新鮮大漁市」「青果の日・青果大市」「肉の日」などを継続して展開。ポイントカードのポイント付与、電子マネーの利用促進策も進めた。

 その他の営業収入46億4,600万円を除く売上高は、3.7%減の832億3,100万円となったが、売上原価が7.2%減の670億3,400万円となり、売上総利益は14.4%増の161億9,600万円を達成。営業総利益で9.6%増の208億4,300万円を計上した。また、販管費は1.8%増の188億5,000万円に止まったことで、営業利益は大きく膨らんだ。

 なお、2025年2月期の業績については、株式が上場廃止となることから予想を発表していない。