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スギHD、2月期決算は2ケタの増収・増益

スギホールディングスが展開するスギ薬局の看板
〔写真説明〕スギホールディングスが展開するスギ薬局の看板(時事通信社)

 スギホールディングス(愛知県)が4月2日に発表した2024年2月期決算(連結2023年3月1日~2024年2月29日)は、売上高が前期比11.5%増の7,444億円、営業利益が15.7%増の366億円、経常利益は17.4%増の380億円、当期純利益は15.6%増の219億円で、2ケタの増収・増益を達成した。

 連結会計年度は、関東・中部・関西・北陸信州エリアへの出店に注力し、144店舗を新規出店。20店舗を閉店するとともに29店舗を取得した。また、329店舗の改装を行って、既存店の競争力強化にも努めた。

 調剤領域においては、新規開局を推進し、伸長する処方箋応需に対応するため、調剤室および調剤待合室の拡張改装を実施。また、高額処方箋の獲得拡大にも努めた。市場規模の拡大が想定される在宅調剤では、在宅調剤専門店の開局を進め、資本業務提携先の日本ホスピスホールディングスとの連携強化によって、地域医療に対応できる体制づくりに取り組んだ。

 物販領域では、人流回復や訪日外国人観光客の増加が著しいエリアへの出店を強化。また、既存店舗の改装や新たな商品ラインの取り扱いを開始することで、売上増加につなげた。郊外の既存店舗についても積極的に改装を実施。地域のニーズに合致した品揃えを充実させ、新たな顧客の獲得に努めた。

 連結会計年度の売上総利益は13.0%増の2,288億円。売上総利益率は前期に比べて0.4ポイント上昇して30.7%。一方、販管費は12.5%増の1,922億円と膨らんで売上比25.8%となったが、売上総利益額の伸びがこれを吸収した。

 連結財政状態については、総資産が前期より386億円増えて3,905億円、純資産は168億円増えて2,333億円、自己資本比率は前期の61.5%から59.8%に下げた。

 2025年2月期の連結業績については、売上高で8.8%増の8,100億円、営業利益で9.2%増の400億円、経常利益で9.1%増の415億円を予想した。