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リテールパートナーズ 第3四半期営業利益は46.6%増

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 リテールパートナーズ(山口県)が1月11日に発表した2024年2月期第3四半期決算(連結2023年3月1日~11月30日)は、営業収益が前年同期比7.1%増の1,877億円、営業利益は前年同期の10.4%減から一転、46.6%増の48億円となった。

 主力のスーパーマーケット事業の営業収益は6.9%増の1,726億円、営業利益は46.5%増の45億円を達成。グループ各店は、曜日別、日別サービス実施などさまざまな営業施策を展開。また、店舗の改装効果が売上高の伸長を後押しし、営業収益は好調に推移した。

 売上原価については、商品・原材料の価格上昇に伴って増加したが、安定的な利益率確保に努め、第3四半期連結累計期間は惣菜を含む生鮮食品を中心に売上総利益が増加。また、エネルギーコストの増加に伴う電力料金や物流費の増加、賃上げに伴う人件費の増加など店舗運営コストは増加したが、生産性の向上を図るとともに、電力使用量の削減などの経費削減対策を講じ、営業費用の抑制に努めた。

 EDLPとEDLC(エブリデイ・ローコスト)を戦略の柱として営業政策を進めるディスカウント事業については、営業収益が9.1%増の145億円、営業利益は28.6%増の4億円となった。

 同社では今回の業績を踏まえ、通期連結業績予想を修正、売上高は前回予想から110億円増の2520億円(前期比7.1%増)、営業利益は同12億円増の67億円(同26.8%増)とした。