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9月主要HC売上高動向 猛暑が続き、秋商材が苦戦

ビバホーム内観
8月に引き続き9月も全国的に気温の高い日が続き、秋・冬物の商戦が出遅れて、苦戦を強いられたHCが多かった

 主要ホームセンター(HC)11社の9月の月次業績が出揃った。8月に引き続き9月も全国的に気温の高い日が続き、秋・冬物の商戦が出遅れて、苦戦を強いられたHCが多かった。既存店ベースの売上高で前年同月比を上回ったのはコーナン商事の1.6%増のみ。同社は、子会社化した「HIひろせ」の影響もあり全店売上高は11.3%増だった。

 コメリによると、除草剤・刈払機等の雑草対策用品や秋のガーデニング・家庭菜園用品、行楽需要の高まりから、カー用品・レジャー用品の販売も堅調に推移した。一方、昨年発生した台風による補修・防災需要の反動があり、補修・防災関連の販売が低調だったとしている。

主要HCの9月の売上増減(%)

社名/業態 既存店 全店
売上高 客数 客単価 売上高
コメリグループ計 ▲ 3.4 ▲ 6.0 2.8 ▲ 2.4
PW ▲ 3.1 ▲ 5.4 2.5 ▲ 1.7
PRO 9.6 ▲ 0.4 10.1 20.4
H&G ▲ 3.7 ▲ 6.2 2.7 ▲ 3.0
DCMホールディングス ▲ 5.3 ▲ 8.5 3.5 ▲ 5.5
コーナン商事(連結) 1.6 ▲ 4.4 6.3 11.3
アークランズ(専門店含む) ▲ 0.6 ▲ 5.1 4.7 ▲ 0.8
ナフコ ▲ 7.4 ▲ 9.7 2.5 ▲ 7.2
アレンザホールディングス ▲ 3.1 ▲ 4.5 1.5 0
内HC事業 ▲ 3.0 ▲ 4.2 1.2 ▲ 0.1
ジョイフル本田 ▲ 5.2 ▲ 9.2 5 ▲ 1.5
ケーヨー ▲ 4.5 ▲ 9.3 5.3 ▲ 4.2
ジュンテンドー(HC店舗) ▲ 3.8 ▲ 6.0 2.4 ▲ 1.6
ハンズマン ▲ 1.8 ▲ 4.8 3.1 ▲ 1.8
イオン九州(HC業態) ▲ 4.8 ▲ 5.0