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9月の都内物価、2.5%上昇=伸び幅は縮小続く―総務省

都内の道を行き交う人々
(i-stock/dk1234)

 総務省が29日発表した9月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が105.2と、前年同月比2.5%上昇した。25カ月連続の上昇となった一方、伸び率は3カ月連続で縮小した。

 エネルギー価格は18.7%低下と、前月の15.9%からマイナス幅が拡大した。  原材料価格の高騰などで生鮮食品を除く食料は8.5%上昇と高い伸びが続いたが、前月の8.9%からは伸び率が縮小した。 

 生活実感に近い生鮮食品を含む総合指数は2.8%、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は3.8%それぞれ伸びた。

 東京都区部の指数は10月20日に公表される全国消費者物価指数の先行指標となる。