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スギ薬局、マレーシアで合弁=日本式ドラッグストア展開

スギホールディングスが展開する「スギ薬局」の看板
〔写真説明〕スギホールディングスが展開する「スギ薬局」の看板(時事通信社)

 【クアラルンプール時事】スギ薬局を展開するスギホールディングス(愛知県大府市)は28日、マレーシアに合弁会社を設立すると発表した。新会社を通じ、同国に日本式ドラッグストアを出店する。

 合弁は、マレーシア最大の薬局チェーンを運営するアルプロアライアンスと設立。医薬品のほか、健康食品などのヘルスケア商品から化粧品までそろえた日本式ドラッグストアを、2024年2月末までに数店オープンする計画だ。

 新店の名前は現時点で未定。最終的にはインドネシア、シンガポール、ブルネイへの進出も目指す。

 スギは、1125万5000リンギ(約3億5000万円)を投じ、合弁会社に議決権ベースで25.1%出資する。アルプロとは22年7月に提携。同社はスギを通じて仕入れた日本のヘルスケア商品を、マレーシアで販売していた。