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5月主要HC売上高動向 週末と月末の雨の影響で客足伸び悩む

ビバホーム内観
5月は、既存店ベースの売上高で、全社がマイナスとなった。

 主要ホームセンター(HC)11社の5月の月次業績が出揃った。5月は、既存店ベースの売上高で、全社がマイナスとなった。特に客足が伸び悩む傾向が顕著で、DCMホールディングス、ナフコ、ケーヨーは2ケタの客数減となっている。5月は、前年と比べて日曜日が1日少なかったことや、週末や月末の雨が影響した。

 コーナン商事によると、PRO向け資材、リフォーム関連、ペット用品等は好調に推移したものの、園芸用品や植物、寝具や扇風機等の季節用品が不調だった。

 コメリも、天候与件により園芸・家庭菜園資材や除草剤の販売が苦戦した。業態別では、PROが既存店ベースで4.9%増だったのが注目される。同業態は、客数が2.1%減とマイナス幅を最小限に抑えながら、客単価が7.2%増と大きく伸ばしていることが奏功している。

主要HCの5月の売上増減(%)

社名/業態 既存店 全店
売上高 客数 客単価 売上高
コメリグループ計 ▲ 5.3 ▲ 9.3 4.4 ▲ 4.9
PW ▲ 4.5 ▲ 8.5 4.3 ▲ 3.7
PRO 4.9 ▲ 2.1 7.2 14.4
H&G ▲ 5.8 ▲ 9.3 4.3 ▲ 5.5
DCMホールディングス ▲ 6.0 ▲ 11.1 5.7 ▲ 5.7
コーナン商事(連結) ▲ 0.3 ▲ 7.9 8.2 2.4
ジョイフル本田 ▲ 2.8 ▲ 8.0 5.7 2.8
ナフコ ▲ 5.9 ▲ 11.1 5.8 ▲ 6.1
アークランズ(専門店含む) ▲ 4.6 ▲ 9.7 5.6 ▲ 4.4
ケーヨー ▲ 7.3 ▲ 12.9 6.5 ▲ 8.1
ハンズマン ▲ 2.3 ▲ 6.9 5 ▲ 2.3
アレンザホールディングス ▲ 2.9 ▲ 7.1 4.5 ▲ 0.2
内HC事業 ▲ 2.5 ▲ 6.8 4.7 ▲ 0.1
ジュンテンドー(HC店舗) ▲ 4.8 ▲ 9.0 4.6 ▲ 3.5
イオン九州(HC業態) ▲ 1.4 ▲ 0.7

※コーナン商事は速報値