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〔海外決算〕米ベスト・バイ、2~4月期減収減益=通期想定は維持

ベストバイの外観
米家電量販大手ベスト・バイが25日発表した2023年2~4月期決算は、売上高が前年同期比11%減の94億6700万ドル、純利益が28%減の2億4400万ドル。調整後の1株当たり利益は1.15で、市場予想を上回った。(i-stock/J. Michael Jones)

 【ニューヨーク時事】米家電量販大手ベスト・バイが25日発表した2023年2~4月期決算は、売上高が前年同期比11%減の94億6700万ドル、純利益が28%減の2億4400万ドル。調整後の1株当たり利益は1.15で、市場予想を上回った。下半期の業績改善を見込み、通期の業績予想は前回発表から据え置いた。

 ビルナス最高財務責任者(CFO)は「5~7月期については売上高が6~8%減少し、営業利益率は約3%かそれよりも若干高くなると予想している」と説明。また、「現在の環境を踏まえ、通期に関しさまざまなシナリオを想定している。現時点では、売上高は通期予想の中間値に近いと考えている」と強調した。

 ◇ベスト・バイ(BBY)決算の概要
       23年2~4月期      前年同期
売上高       9,467    10,647
純利益         244       341
1株利益       1.15      1.57
(注)売上高と純利益の単位は100万ドル、1株利益は調整後、ドル(ニューヨーク時事)