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大企業景況感、3期ぶりマイナス=1~3月期

都内の高層ビル
財務省と内閣府が13日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はマイナス3.0となった。(i-stock/bee32)

 財務省と内閣府が13日発表した1~3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はマイナス3.0となった。マイナスは3四半期ぶり。

 大企業の景況感は製造業がマイナス10.5。非製造業はプラス0.6だった。

 中堅企業はマイナス4.8、中小企業はマイナス17.4となった。

 大企業全産業の先行きは4~6月期がプラス0.7、7~9月期がプラス5.2となる見通しだ。

 2022年度の全規模全産業の売上高は6.5%増、経常利益は3.5%増、設備投資は8.6%増。一方、23年度は売上高が2.6%増、経常利益が1.2%減、設備投資が9.1%増の見込みだ。

 景況判断指数は、自社の景況が直前の3カ月間と比べて「上昇」と回答した企業の割合から「下降」と答えた割合を引いた値。調査は2月15日時点。