イオン九州は3月10日、福岡県中間市に「イオンなかま店」をオープンする。老朽化によって2021年9月末で閉鎖した旧イオンなかま店を建て替えた。「無印良品」など13のテナントが入る。
イオンなかま店では、福岡県福津市の地域商社「福津いいざい」や飯塚市の「JAふくおか嘉穂」、筑紫野市の「旬菜倶楽部」から毎日届く野菜・果物を「農産市場」コーナーで販売する。水産売場では福津市の津屋崎漁港で水揚げされた魚、弁当・総菜コーナーでは北九州市の東筑軒の「かしわめし弁当」を販売するなど、地産地消を推進する。
また、イオングループの有機食品スーパー「ビオセボン」の植物性ミルクやパスタ、菓子、調味料などのオーガニック商品を取り扱う。
5月からは配送車両にEV(電気自動車)を使用するネットスーパーと、軽商用車による移動販売も始める予定だ。
テナントとしては無印良品のほか、「ウエルシア薬局」、靴専門店「ABCマート」、眼鏡専門店「オンデーズ」、菓子の「シャトレーゼ」などが出店する。
旧イオンなかま店は、商業施設「ショッパーズモールなかま」の東館にあたる。ショッパーズモールなかまは、「プラザモールなかま」に名称を変更し、「メガセンタートライアル」や「ベスト電器」、複合映画館の「ユナイテッドシネマ」などが営業している。