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伊藤忠、「トニーモリー」国内独占販売=韓国コスメ、販路拡大へ

韓国化粧品ブランド「TONYMOLY」の化粧水
〔写真説明〕韓国化粧品ブランド「TONYMOLY」の化粧水(伊藤忠商事提供)

 伊藤忠商事は14日、韓国の化粧品ブランド「TONYMOLY(トニーモリー)」の日本国内での独占販売権を取得したと発表した。手ごろな価格ながら高機能とされる韓国コスメは、日本でも人気。伊藤忠は培ったブランドビジネスのノウハウを生かして販売網を広げ、3年後に小売価格ベースで100億円規模の売り上げを目指す。

 伊藤忠によると、トニーモリーは2006年に誕生し、韓国コスメブームをけん引したブランドの一つ。化粧水などのスキンケアから口紅などメーク商品まで幅広く扱い、かつて流行したカタツムリの粘液を使った商品でも有名。50カ国350店超を展開し、電子商取引(EC)も手掛ける。

 一方、日本では一部ECモールや、韓国系の店が集まる東京・新大久保などで売られる程度とみられる。伊藤忠はマーケティングのピアラ社と組み、取扱店やECサイトを拡充させる方針。