松屋フーズ(東京都武蔵野市)はロシアで牛丼店「松屋」のフランチャイズ(FC)展開を始める。
ロシアへの飲食業進出支援や日本食材の輸出入などを手がける北海道総合商事(札幌市)の現地関連会社とFC契約を結んだ。3月19日にモスクワ市内で1号店をプレオープンさせる。
松屋フーズは中国、米国、台湾に13店舗(2019年2月末時点)を出店しており、海外進出はロシアが4カ国・地域目となる。大手牛丼店チェーンでロシアに進出するのは、同社が初めて。
ロシアの首都モスクワは人口1200万人以上。近年、日本食への関心が高まっている一方で、本格的な日本食レストランは少なく、牛丼店の需要があると判断した。