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【伊藤忠商事】日本アクセスなど4社を完全子会社化、3月11日付けで

伊藤忠商事
2月5日、食品卸大手の日本アクセスなど連結子会社4社を3月11日付けで完全子会社化すると発表

 

 伊藤忠商事は2月5日、食品卸大手の日本アクセスなど連結子会社4社を3月11日付けで完全子会社化すると発表した。100%子会社にすることでグループガバナンスを強化する。

 

 完全子会社化するのは、日本アクセスのほか、物流子会社の伊藤忠ロジスティクス、婦人アパレルのレリアン、不動産事業の伊藤忠都市開発の3社。対象となる4社の株主に対して、伊藤忠商事の株式を割り当てる株式交換方式で完全子会社化する。

 

 4社の売上高は、日本アクセスが2兆1373億円、伊藤忠ロジスティクスが470億円、レリアンが432億円、伊藤忠都市開発が414億円。いずれも伊藤忠商事が90%超の株式を保有している。完全子会社化による連結業績への影響は軽微で、伊藤忠商事は2019年3月期の連結純利益予想を従来通りの5000億円に据え置いた。