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【外食売上高】18年は2.3%増、4年連増で前年比プラス

夏場の豪雨など天候不順の影響で17年の3.1%増に比べて伸び率は鈍ったものの、4年連続で前年実績を上回った。写真はロイター

 

 日本フードサービス協会が発表した2018年の外食売上高(全店ベース)は、前年比2.3%増だった。夏場の豪雨など天候不順の影響で17年の3.1%増に比べて伸び率は鈍ったものの、4年連続で前年実績を上回った。客数は0.8%増、客単価は1.5%増だった。

 

 業態別では、洋風を中心に好調だったファーストフードが3.3%増で3年連続のプラス、焼き肉が全体をけん引したファミリーレストラン(1.3%増)とディナーレストラン(3.2%増)、喫茶(0.8%増)が7年連続のプラスだった。一方、パブ/居酒屋は1.5%減で10年連続のマイナスとなった。

 

 同時に発表した18年12月の外食売上高は、前年同月比2.1%増と28ヵ月連続して前年を上回った。ファーストフードは3.7%増と引き続き堅調だったが、客数が落ち込んだファミリーレストランは0.3%の微増。忘年会需要が振るわなかったパブ/居酒屋は0.6%減、喫茶も0.9%のマイナスとなった。ディナーレストランは3.0%増だった。