良品計画は11月25日、長野県安曇野市の商業施設「穂高ショッピングパーク」に「無印良品 ツルヤ安曇野穂高店」を出店する。同施設内で6月にオープンした食品スーパー「ツルヤ穂高店」に隣接する。
無印良品は現在、食品スーパーの隣接地など生活圏への出店を推進している。無印良品 ツルヤ安曇野穂高店は長野県内では6店舗目で、売場面積は約2232㎡と県内最大規模となる。
食品スーパーとの買い回りを意識し、掃除用品やキッチン用品、文房具、タオル、日常着など毎日の生活に密着した商品の品揃えを充実させる。コロナ下で需要が高まっている冷凍食品も取り扱う。韓国風のり巻きの「キンパ」や「もち麦ごはんの枝豆塩昆布おにぎり」「塩こうじからあげ」「国産黒豚肉入り餃子」などをラインアップする。「2層仕立てのチーズケーキ」などチルド(冷蔵)スイーツも取り扱う。
地元業者や地域住民と連携してマルシェ(市場)形式での商品販売やイベントなどを行う「つながる市」を開催する。隔月で1回程度、焼き菓子やパン、小物雑貨やハンドメイドの店が出店する予定。
良品計画では11月18日、秋田県大仙市で地元食品スーパーのタカヤナギが運営する商業施設「イーストモール」内にも、食品スーパー隣接店を出店する予定だ。無印良品は秋田県北に3店舗あるが、県南地区への出店は初めて。