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【米ウォルマート】床磨きロボを360台導入、19年1月末までに

 米ウォルマートは自律走行型の自動床磨きロボットを2019年1月末までに360台導入する。ロボットに搭載されるOS(基本ソフト)「ブレインOS」を開発するブレイン・コーポレーション(カリフォルニア州サンディエゴ)が発表した。


 ブレイン社は自律走行のためのAI(人工知能)ソフトウエアやデータ収集・蓄積のプラットフォームをクラウド経由で提供している。


 初回は従業員が床磨きロボットを運転して、ロボットに走行ルートを記憶させる。すると、ロボットは人や障害物を避けながら自律走行で床磨きができるようになる。


 ウォルマートは2017年からブレインOSを搭載した自動床磨きロボットの試験運用を開始、18年には導入店舗を80店ほどに増やしていた。


 ブレイン社は自律ナビゲーションシステムの開発会社で、ソフトバンクグループの投資ファンドであるソフトバンク・ビジョン・ファンドと通信用半導体の米クアルコムのベンチャー投資会社から出資を受けている。