ローソンは3月26日、銀行業免許の予備審査を申請すると発表した。ローソンの店舗に設置しているATMの運営を引き継ぐほか、金融サービス事業を強化する。
2016年11月にローソンが95%、三菱東京UFJ銀行が5%を出資して設立したローソンバンク設立準備(東京都品川区)が予備審査を申請する。同社はローソン銀行に社名を変更する予定。
また、新銀行の運転資金の調達を目的に、1300億円の借入枠を設定するシンジケートローン契約を大手銀行3社と結んだ。三菱東京UFJ銀行がアレンジャーとなり、みずほ銀行、三井住友銀行を含む3社が融資する。
小売業による銀行設立は、セブン銀行、イオン銀行に次いで3例目となる。