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【外食売上高】2月は3.1%増、18ヵ月連続のプラス

 日本フードサービス協会が発表した2月の外食売上高(全店ベース)は、前年同月比3.1%増だった。前年実績を上回るのは18ヵ月連続。2月は全国的に気温が低く、日本海側で大雪が降ったが、建国記念日の振替休日もあり客数が2.7%増えた。

 

 主な業態別では、ファーストフードが4.5%増となった。牛丼店など「和風」が吉野家の好調などで13.9%増と大きく伸びた。ハンバーガー店など「洋風」は2.0%増だった。そのほか、ファミリーレストランが2.2%増、ディナーレストランが5.9%増、喫茶は0.5%増だった。パブ・居酒屋は3.4%減だった。

 

 吉野家はソフトバンクのスマートフォン利用者を対象に金曜日に牛丼並盛が1杯無料となるキャンペーンを実施し、既存店売上高が36.3%増と大きく伸びた。「すき家」の既存店売上高も4.9%増と堅調で、4ヵ月連続のプラスとなった。そのほか、「モスバーガー」の既存店売上高は0.7%減で4ヵ月ぶりのマイナス、「丸亀製麺」は3.1%増で18ヵ月連続のプラス、「サイゼリヤ」は0.5%減で2ヵ月連続のマイナスだった。