西友は3月28日、オーストラリア産米「うららか」を関東・静岡エリアの144店舗で発売した。価格は4キログラム入りで1180円（税抜き）。国産米は近年、相場高が続いているうえ、昨年の天候不順の影響で価格はさらに上昇傾向にある。低価格のオーストラリア産米を扱うことで、消費者の節約志向に応える。
米穀機構によれば、量販店などの2月の精米（うるち米）の平均販売価格は1キログラム当たり402円（税込み）で、前年同月に比べて29円上昇した。税込み価格で比較すると、西友が販売するオーストラリア産米は20％ほど安い。
「うららか」は国産の米と同じジャポニカ種で、オーストラリアのニューサウスウェールズ州とビクトリア州で栽培された。