ファミリーマートは2月末で福島県における「サンクス」から「ファミリーマート」へのブランド転換を完了したと発表した。ファミマはサークルKサンクスと合併した2016年9月から「サークルK」「サンクス」のブランド転換を開始した。都道府県単位でブランド転換が完了したのは福島県が初めて。同県にはもともと「サークルK」はない。
全国では18年2月末時点で約3500店舗のブランド転換を終えている。転換後の店舗ではファミマのオリジナルのサンドイッチ、パスタなどの中食商品や、ファミチキ、入れたてコーヒー「ファミマカフェ」などのカウンター商品がとくに人気で、転換前に比べて日商(1店舗1日当たりの売上高)は平均で約10%伸びているという。
ファミマでは18年8月末までに全店舗のブランド転換を完了する予定。2月末で「サークルK」「サンクス」の店舗数は約1500店舗となっている。