NTTドコモは1月19日、スマートフォン(スマホ)アプリを使って食品廃棄ロスを減らす実証実験を始める。賞味期限・消費期限が近くなった食品を購入した消費者には、ドコモの「dポイント」または楽天の「楽天Edy」のポイントを付与することで、食品廃棄の削減につなげる。
実験はユニー・ファミリーマートホールディングス傘下の99イチバが運営する「miniピアゴ入船1丁目店」(東京都中央区)で、2月28日まで行う。
賞味期限・消費期限が近づいた対象商品の棚には「EcoBuy」と描かれた専用POPを設置、レシートと賞味期限・消費期限をスマホのカメラで撮影して送信すると、定価の20%相当のポイントが付与される。購入後に賞味期限・消費期限まで一定期間近づくとスマホに通知する。購入した商品でつくれる料理のレシピを提案するサービスも行う。
この実験は東京都環境局が公募した「持続可能な資源利用に向けたモデル事業」の一環として行われる。