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【ABCマート】3~11月期は2.1%の営業増益、訪日客が増加

 靴専門店のエー・ビー・シー(ABC)マートが発表した2017年3~11月期の連結営業利益は前年同期比2.1%増の327億円だった。3~8月期は1.5%の減益だったが、9~11月期に訪日客の増加などにより客数が増加、値引き率が減って客単価も上昇した。国内の既存店売上高は9~11月期が4.6%増と好調、3~11月期でも2.8%増加した。商品ではとくにスニーカーを中心としたスポーツシューズの需要が伸びた。

 

 61店舗の新店(閉鎖は19店舗)を含む全店売上高は3.5%増の1400億円、海外を含む連結売上高は5.4%増の1886億円だった。

 

 海外では韓国で37店舗、台湾で4店舗を出店した。海外事業の営業利益は3.0%減の30億円だった。

 

 18年2月期の連結業績は、売上高が前期比5.5%増の2522億円、営業利益が1.5%増の425億円と従来予想を据え置いた。