高島屋は10月10日、高島屋日本橋店(東京都中央区)周辺で開発中の商業施設「日本橋高島屋S.C.」を2018年9月に開業すると発表した。高島屋日本橋店を含め約6万6000平方メートルの総売り場面積を持つ大型商業集積が都心に誕生する。
高島屋日本橋店を取り囲むように建設中の2つの高層ビルの低層階と15年に開業した時計専門館「ウオッチメゾン」、および高島屋日本橋店の一部を専門店エリアとして、子会社の東神開発がテナント誘致と運営管理を行う。
日本橋高島屋S.C.は本館(約4万6000平方メートル)、新館(約1万7000平方メートル)、東館(約2000平方メートル)、ウオッチメゾン(約800平方メートル)の4館体制となる。
本館と新館の間にある区道は歩行者専用道路として屋根を設置、区道沿いに路面店を設ける。本館と新館、東館の屋上には都内最大級となる約6000平方メートルの屋上庭園を設置する。
日本橋店周辺の再開発事業は三井不動産などと共同で進めており、新設する高層ビルの上層階にはオフィスが入る。