アマゾンジャパンは2018年春、東京都品川区にファッション商品専用の撮影スタジオを開設する。年間100万点を超える商品画像や動画を撮影、ファッション・ショーなどのイベントも開催し、ファッションEC（電子商取引）事業の拡大につなげる。
総面積は7500平方メートル。13年の米国から始まり、英国、インドとこれまで３ヵ国でファッション撮影スタジオをオープンしているが、東京が最大規模となる。デザイナーや学生向けにもスタジオを開放する予定。
ファッションはアマゾンのECで最も成長しているカテゴリーの一つ。30日間は無料で返品できるサービスなどが顧客の支持を得ている。アマゾンは埼玉県川越市に次いで国内２ヵ所目となるファッション商品専用の物流センターを10月から大阪府藤井寺市で稼働させる予定で、物流面でも事業拡大に向けた体制を整えている。